禾(のぎ)
休耕田を借りて小さな畑を家庭菜園として耕作しているため、季節のことが気になり折にふれ宇多喜代子氏の本『里山歳時記 田んぼのまわりで』を読んでいる。「春から夏へ」の章の一節で「禾(のぎ)」という言葉あるのを不覚にもこの歳になって初めて知った。禾とは”稲・麦などの実の殻にある針状の毛”のこと。本の中に「古い歳時記にある「青挿」という青麦を碾いて作る菓子のこと云々・・・まだ禾の青い未熟な麦の穂を擂りつぶしたものだとしたら云々・・・」との記述を見たのだ。
昨秋、初めて二坪ほどの畝に麦を播いて6月に刈り取りをしたところなので、これが禾かと切り取った麦穂をしげしげと眺めた。デザインとしてビールのラベルによく出てくるが、なるほど良い形をしている。
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